真珠ネックレスのお手入れや保管方法

表面の艶やかな美しさのうちに忍耐力と反発力を秘めながらも、ちょっとしたことで傷つきやすく簡単なお手入れを怠ると、いつの間にか美しい輝きを失わせてしまう真珠…。

パールは、まさに女性に似たとてもデリケートな宝石ですが、簡単なお手入れと保管や取り扱いに注意して頂くことで、その美しい輝きを保たせ末永くご愛用することができます。

真珠は“酸”に弱く、キズつきやすい宝石

longpearl160貝が生み出した真珠の成分の殆どは「炭酸カルシウム」でできています。弾力性に優れた性質をもち落としても砕けることはありませんが、反面、硬度は低くキズがつきやすい難点があります。
また、汗やお酢などの酸に侵されやすく、カルシウムとタンパク質の他に微量の水分を含んでいるため、乾燥や高温にも弱い性質があります。

■知っておきたいパールのウィークポイント!

  • 汗、皮脂、お酢や果汁などの酸系のものに弱い
  • 温泉水や水道水などに弱い
  • 硬度が低く傷つきやすい(摩擦など)
  • 極度の高温多湿、乾燥した場所
  • 長時間の直射日光

真珠ジュエリーのお手入れ方法について

お手入れといっても、誰でもできるとても簡単なことです。

身に付けた真珠ネックレスをケースにしまう前に
乾いた柔らかい布で拭く」ということだけです。

真珠のネックレスにかぎらす、パールの指輪やピアスなどのパールジュエリー全般に言えることですが、指にふれただけでも布で拭くという習慣を身に付けるだけで真珠の劣化を防ぐことができるのです。

  1. 清潔な乾いた柔らかい布を用意(ハンカチ、メガネ拭きクロスでもOK)
  2. 留め具部分をもち、2~3回優しく包み込むように拭く
ポリマール真珠磨きクロス

ポリマール 真珠磨きクロス

真珠の輝きが落ちたときのお手入れ

真珠のテリ・ツヤが落ちてきたときには、真珠みがきクロス(別途購入)がお勧めです。軽く磨くことで小さなキズを除去し、パール本来のテリ、輝きを蘇らせ保護する効果もあります。»真珠みがきクロス

ご自宅でできるクリーニング

汚れが酷い時には、応急処置として以下のクリーニングもお勧めします。

汗をびっしょりかいた時やドレッシングなどの付着
柔らかい布をぬるま湯に濡らし搾ったあと、汚れた部分を拭きます。
それでも落ちない酷い部分汚れ
歯ブラシや綿棒に微量の中性洗剤をつけ優しく磨き、水でよく洗い流します。

【クリーニングの注意点】
真珠に負担をかけないよう素早く行うことが重要です。
クリーニング後は、必ず清潔な乾いた柔らかい布で十分に拭き取ったあと、自然乾燥してください。濡れたままにしておくと、逆にテリ・ツヤの劣化、変色変形等の原因になってしまいます。

必ず専用ケースに保管する

専用ケースパールジュエリーのお手入れが済みましたら、必ず専用ケースに入れて保管して下さい。宝石の中でも真珠は硬度が低いので、他の宝石や貴金属と同じケースに入れて保管すると、ぶつかったりした際にキズが付く原因になります。

また、変色や変形を防ぐために、高温多湿や極度に乾燥している場所、直射日光や蛍光灯が当たる場所への保管は避けて下さい。

品質や価格に関わらず、どんな真珠も貝が命をかけ生み出してくれた尊い贈り物です。ぜひ、大切に大切に愛でながら末永くご愛用ください。